婚約・結婚指輪のはじまり
エンゲージリングのはじまりは、紀元前1世紀頃。
ダイヤモンドが用いられだしたのは、1477年のイタリアのローマ。後に皇帝となるマキシミリアン公が、ブルゴーニュ公女マリーにプレゼントしたと伝えられています。
当時から、貴重な物とされ、また地球上の天然物質の中でもっとも硬いその頑丈さから“愛の象徴”とされました。この頃から、男性から結婚を申し込む際に贈るものとなり、現代へ引き継がれています。
たとえば、古代ギリシア人は、ダイヤモンドが放つその輝きは、感情であると信じていました。
地中奥深くで、何億年もかけて創りあげられた奇跡の結晶ダイヤモンドは、永遠の証とされています。
一方、マリッジリングは昔からシンプルなリング型を主流とします。
キリスト教の教えから、結婚を神と契約することで生涯結ばれるため、指輪の交換の儀式がはじまったという記録があります。