ハリーウィンストン Harry Winston

ハリー・ウィンストンは、アメリカの宝飾ブランド。
創業者のハリー・ウィンストンは1896年、ニューヨークの宝石商の家に生まれ、少年時代にはすでに宝石商としての目が養われていたという。12歳のとき、質屋で25セントで売られていた石が、2カラットのエメラルドであることを見抜いて購入。2日後には父の宝石店で800ドルで売却したという話が残っている。

ハリー・ウィンストンは大きく綺麗な石を扱うことで知られる。大きいサイズの石はビジネス上リスクが高いが、それを資産性の高い高価な宝石を扱うビジネスとして成功させたのが功績。
留め金の使用を極力おさえた「ウィンストン・スタイル(ウィンストニアン・スタイル)」は宝石のデザインとセッティング方法に革新をもたらした。ウィンストンスタイルは、ハリー・ウィンストンがクリスマスの頃に、扉に飾られたヒイラギのクリスマス・リースを見てヒントを得たと言われる。